大恐慌

2004年6月15日
まーほんとに、真っ只中ですよ〜〜(涙)
ボーナス支給日が、こんなに嬉しくないなんて。
わかっちゃいたけど、実際の数字を見ると、やっぱ気持ちは穏やかではなくなる。

総報酬制でボーナスが目減りしたと大騒ぎしたのが1年前。
でも、今思えば、あんなのは「へ」だった。
それ以前と比べると、もう40万ダウンだよ>MJさん
それが、前回の冬と今回と。
2期連続じゃ、どーにもこうにも。
あーそうそう、春にもらってたお手当てもなかったから年間100万超のマイナスかーー?
(ほんのちょっとは毎月の給料は上がってるけど)

なのでね、私が欲しいもの我慢するとか、ちょこっとパートに出るとか、そんなんじゃ追いつかないのだ。
これまで少ない貯蓄を切り崩して耐えてきたけど、それにもいつか限界が来る。
追いつかないとは思っても、倹約に勤しむか仕事を探すしかないのかなぁ。

この前、「冬と同じらしい」と今回のボーナスについて言ってきたとき、「えー!うそー!!なんでー!!!」と狂った私に夫は
「仕方ないだろ、会社の業績が上がってないんだから。出せないものは出せないんだ」と、
文句を言う私が悪いような言い方をしていた。
でもさ、そのつい数日前まで、能天気にパソコンの買い替えの話してたのは誰よ?
春にビデオカメラやらプリンターやら買った時に当然のように「ボーナス一括」って言ったの誰よ?
会社の業績を語るなら、そこで管理職をやってるなら、もっと危機感持てよと言いたいね。
冬のボーナスが、「1回きりの底値」だと信じていたのは、私だけじゃないのだ。
会社にも頭に来てるが、この男も何とかして欲しい。
ていうか、こんな非常時にも自分の口座の取り分はしっかりキープしてるのかぁ。納得行かない!

****

きのう、Y子から電話があった。
約束の「誕生日スペシャルランチ」の店を替えたいということだった。
高層ホテル上階の日本料理店から、シティホテル1階のバイキングに。
「え、なんで・・・?」
そりゃびっくりだ、あんなに楽しみにしていたのに。
Y子のところも、事情が急変したというのだ。
うちのような収入激減ではなく、支出が激増してしまったのだ。
もう1年以上、Y子の夫の実家の家業が思わしくなく、ずっとY子の夫が援助をしていたのだが、今度は実家の改築費用まで出すことになってしまったという。
(お父さんが倒れて車椅子生活になったので、バリアフリー住宅にするため)
この「夫の実家への援助」について、これまでY子は、とても寛大だったので、「偉いなぁー、私には無理」と思っていた。
毎回の額を聞いたらすごかったもん。
しかし、今回は額がこれまで以上に大きな上、Y子の所にも、多額の不動産取得税の請求が来ている。
当然、ローンの支払いだってある。
そして「もうこれを渡すから。これでやってくれ」と、それまで夫が管理していた通帳と印鑑を渡されたという。
そう、これまでY子は、十分過ぎる「生活費」を渡されるだけで、大きな支払いや税金などは夫任せだった。
初めて目にした現実は、余りにもY子の想像を越えていたらしい。
「私を『奥様然』とさせておくために、あの人、ほんとに無理してたんだわ・・・」とY子は溜息をついていた。
「もうね、知ってしまった以上、私も今までみたいには行かないわ。ああダンナに守られていたんだなってほんとに思った」

Y子の話を聞きながら、私は少しおかしくなった。
だって、私達フツーの主婦は、そんな現実、とっくに知ってるけど。
やばい現実を知っていながら、それでも私はそこの日本料理を食べる気満々でいたのにさ・・・
やばさだって、絶対うちの方が上だと思うんだけど(苦笑)
「でもランチでほんの何千円か倹約したって、何も変わらないんじゃない?」
って私が言うと、
「そうじゃなくて。もう、そういう場所に行く気がなくなったの」だって。
まあ、相当ショックが大きかったのだろう。
苦労知らずの箱入り奥様にとっては。

でもY子の偉いところは、だからと言って、夫を責めないところかな。
それどころか「今までは守られていた」なんて、殊勝なことを口にする。
私だったらまじで大暴れだ。
当然自分達がいつかは使えるはずだった大切な資産が、すっかり夫の親に流れていたなんてさ。
絶対絶対、夫やその両親を恨んじゃうだろうな。

「ほんと、つくづく、世の中って平等なんだって思ったわ」
「なんで?」
「だって、たくさん入るとこからはそれだけたくさん出て行くってことなのよ」
うーーん・・・?
じゃ、少ししか入らない我が家は、出費も少なくて、済むんですかね(笑)
だといいんだけど。

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