元気でね

2004年3月23日
一緒にダンスをしていて、12月に4人目の女の子を産んだ友達が、あと数日で遠くに引っ越してしまうので、今日お家に行ってお別れしてきた。
赤ちゃんは3ヶ月。
先月、彼女の家の近くで送別の飲み会をし、その帰り、夜中に酒臭いおっさん(同級生男子達)ともどもお邪魔してしまったのだが、その時も嫌がらずに酔っ払いに抱っこされてニコニコしていた。
ほんとにかわいい赤ちゃんで、見ていて飽きない。

彼女は、ご両親や妹家族と、ご両親の建てたアパートにフロア別に住んでいる。
学生時代からそこに住み続けている彼女の家は、仲間にとっても「実家」のようなもので、ふらっと後輩が訪ねてきたり、遠方の友達(12月に会ったRちゃんのような)も、彼女の家に行けば誰かに会える・・・と目指してくるような、そんな「要」のような友達だった。
いつまでもそこに住み続けるだろうと思っていたのに、いなくなるなんて、ご主人の転勤について行っちゃうなんて。
誰にとっても「まさか」という展開だった。

「でもね、うちのパパはここを出たがっていたのよ」と、彼女は自分の親と同居同然の暮らしの中で、ご主人の思いをひしひしと感じていたのだ。
「単身赴任」という選択肢もあっただろうに、初めてご両親と離れて、知らない土地に小中学生の子供達を連れて引っ越すなんて、勇気のいる決断だっただろうけど、敢えてそれを選んだんだよね。
自分達夫婦とその子供達という「家族」を何よりも大切に考えた結果なのだろう。

その部屋では、何年にも渡って、いろんな顔ぶれの仲間と楽しい時間を過ごさせてもらったけど、引越荷物に囲まれて、彼女と彼女の赤ちゃんと3人で過ごした今日の午後の時間を私は忘れないと思う。

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