灰皿のある風景

2003年7月16日
街中(まちなか)から灰皿が消えた。
いや、消えた訳じゃないんだけど、喫煙ゾーンがめっきり減ったと
思われる今日この頃。
よく行くジャスコの喫煙場所もとうとう「スタンディングスモーク」
になっていたし。
今通ってる職場の喫煙コーナーも、立って喫煙ということになっている。
家でもキッチンの換気扇の下で突っ立って吸ってる私は、外にいる時は
座って吸いたいと思うわがまま人間。
座ってゆっくり吸うには、どこかの店にお金払って入らなきゃ
ならなくなってきました。

そんな中、通勤途中で見かける札幌市民会館の前庭。
大きな木が茂る下にベンチと灰皿があり、老若男女がうまそうに一服
している。
隣の大通り公園にもベンチと灰皿はあるが、椅子や灰皿の配置が、
大通り公園のよりもゆったりしている。
地下鉄から降りて地上に上がり、ホッと一息つくにはいい場所だ。
(私はそこじゃ吸いませんが)

そして、少し東にある、「C央バス」のバスターミナル。
そこは市外に向かう路線の発着場所になっている。
札幌近隣の都市から、遠くは旭川や釧路までも。
そこの待合室にもまた、最近見かけなくなった広い喫煙コーナーが。
椅子も灰皿も気前良く置いてある。
これから長距離バスに乗るお客への気遣いか。

偶然見つけたその場所へ、今日の昼休み、行ってみた。
すると、いるいる。制服姿のOLさんや、バスの乗客とは明らかに違う
サラリーマンのような人々。
やっぱ職場の喫煙環境が良くないんだろうね。
ここはそんな人たちの癒し場所でもあるんだろう。

市民会館もこのバスターミナルも、札幌の中じゃ、かなり古い佇まい。
市民会館などは、私が就学前(30年以上前!)から習い事の発表会で
使わせてもらった場所だ。
そのころから変わってないように見える。
あ、最近1階の「雪印パーラー」が別の店になっちゃったけど。
ターミナルもしかり。私の子供の頃からその雰囲気は変わっていない。

新しい気取った場所に、こんな喫煙場所は、もうありえないだろう。
灰皿のある風景はどこか懐かしいのだ・・・

タバコが嫌いな皆さん、スミマセン。

しかし、職場のスタンディング喫煙場所でも、床に灰皿を置いてペタンと
座って吸ってるねーちゃん達がいます。
どうなんでしょうねぇ。

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