ゆうべ、日記を更新した後の深夜、ケーブルで懐かしい映画を見た。
「リトル・ダーリング」(80年・米)。
全く偶然チャンネルを替えていたら、深く記憶に刻まれていたシーンが
目に飛び込んで来たのだ。

この映画、確か夏に公開され、「スクリーン」や「ロードショー」といった
映画雑誌では夏休み前に大々的に特集を組んでいた。
主演はテータム・オニール、クリスティ・マクニコル、マット・ディロン。
15歳の女の子が、サマーキャンプでロスト・バージンを競い合うという、
恋と友情を描いた青春映画。

15歳は過ぎていたが、「ティーン」だった私は、雑誌の特集を穴の開く
ほど眺め、結局劇場まで観に行った記憶がある。
同い年の女の子として、テータム・オニールは憧れの的だった。
机には、やはり映画雑誌の付録だった彼女の卓上カレンダーを
置いていた。
勉強の合間にそれを眺めては、あまりにも彼女と違う自分の人生
(っても知れてるんだけど)について考えてみたり。
ブロンドの、美しいプロポーションの彼女に、純日本人の私がとっても
憧れていたのだから、笑ってしまう。
幼いっていえば幼い、当時の自分を思い出す。

20数年ぶりに見たこの映画、大人が見るものじゃなかった。(笑)
実際私も、宣伝に踊らされて観に行ったけど、余りにもガキ臭く、
期待はずれだったことを覚えている。
だいたい、マット・ディロンが、タバコをTシャツの袖に入れてるのを、
雑誌じゃ、「イケテル(?)」みたいに取り上げていたが、ちっともそうは
思わなかったし(彼は当時から全然タイプじゃなかった)、ストーリーも
胸キュンってほどでもなく。
ものすごく眩しい青春、しかもアメリカの(笑)っていうのを覗いてみたいなー
という思いがあったはずけど、それも中途半端だった。

しかし、その後TVで放送されたのを見た記憶もないのに、どうしてこんなに
いろんなシーンやファッションを覚えているんだろう。
それだけ夢中になって、特集ページの写真を見ていたんだろうな。

私の憧れのテータムは、その後大した作品に出ることもなく(確かね)、
テニスプレーヤーのジョン・マッケンローと結婚し、離婚した。

どなたかこの映画、覚えてますか?


ヤジオとウマコは少し復調。でも全然足りないぞ!
ここらでラッキーブルーベアーが降臨してほしい。

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