久しぶりに夫にキレて怒鳴った。
「一生寝てれば!全く余計なことして!!」

夕方まで寝て、「あー1日棒に振った」と人のせいのような言い方を
して、服を着たと思ったら、またソファーでグースカ寝ていた。
そんな夫が、娘と私のやりとりに口を出したのだ。

明日学校に持っていくものが見つからなくてグズグズ言う娘。
夕食の準備中で、「自分で探しなさい」と放っておいた私。
でもなかなか真剣に探さない娘。
そんな娘に「もっとちゃんと探しなさい」と寝転がって指示を出す夫。
娘にも腹は立ったが、夫にはその何倍も腹が立つ。
何度目かのとき、
「寝っ転がったまんまでえらそーに口挟まないで」と言ってやったさ。
すると夫、娘の机にまで進出して「あそこは?ここは?」と手を
出し始めた。
「やめてよ。何もわからないくせに触らないで」と私。
夫は私の言うことに耳を貸さず、今度は机の横のぐちゃーっとした
部分の物を乱暴に放り投げ始めた。
切れたのか?こいつは。

「危ないなあ、火事になるだろ!」

その下にはコンセントがあり、コードに埃がかぶっているというのだ。
掃除機を出して掃除し始める夫。
机の周りは、もはや探し物をできる状態ではない。

そこで私が、冒頭の言葉を夫に投げつけたのだ。

掃除機の手を止めて、夫が私の所に来て文句を言う。
「余計なことだ?あれで火事になったらどうするんだ。いちいち俺の
やることに腹を立てるな。いいな。腹をたてるな!」

「いやだね!私に命令しないでよ!」

・・・・・

野中の一軒家じゃあるまいし、ましてや娘の前で夫婦で怒鳴りあう
ことはできないので一応これで終ったが、いつまでも腹の虫は
収まらなかった。

結局娘の探し物はみつかり、机の周りは夫の手によって
きれいになっていた。


今日の「あるある大辞典」は、そんなことのあとに見た。
セロトニンの不足による様々な弊害。
常にイライラしてるとか、興奮がおさまらなくて、「やめられない」とか、
贅肉がつき易いとか。あと、いつも眠いってのもあったなー。
そう、私に当てはまることばかりだ。
きのう、焼肉を最後までがっついていたのは私だし。

夫は、私と違って、すぐ元に戻る人間だから、屈託なく、私に笑いかけ
ながら面白そうに番組を見ている。
それが尚更カンにさわり、わざとテレビから離れたところで洗濯物を
畳んだりしていた。


掃除機をかけているとき、夫と娘が話していた。
「私が悪いんだよね?」と娘。
夫は、「いや、お母さんはお父さんに怒ってるんだよ。きっとプライドが
傷つけられたと思ったんだ」

そうなんだよー。私が気になりながらも片付けられないでいる場所を
勝手にさわるなってことなの。
それは娘の机なんかも同じこと。夫には関係ない場所だ。
だいたい、どこに何があるとか、何が必要かとか、わからないでしょ?
とにかく、私、それをされるのが一番嫌なのだ。
ただその時にちゃんとなってないからって勝手に片付けるな。
おんなじこと、あんたの部屋でしてやろーか?ってマジで思うわ。
火事ぃ?もっと危ないコンセントがあるわ。(←いばれないって)

こんなふうに怒りが押さえられないのも、セロトニン不足なんだろうか。

じゃあ、いつまでも怒りを引きずらず、どんなにごちそうを出されても、真っ先
に「もういらない」宣言をする夫は、セロトニンが十分なんだろうか。
それとも人格者?

どっちにしても、私は足りない。闘い足りない。
野中の一軒家でつかみ合いの、いや、殴り合いのケンカをしたくなる。
なんでだろー。

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